思春期・青年期の心理臨床(’13)
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ラジオ放送
日本心理学会認定心理士 資格取得対応科目 g基本主題
単位認定試験
平成25年度1学期 平均点 75.1点
平成25年度2学期 平均点 81.3点
平成26年度1学期 平均点 74.8点
平成26年度2学期 平均点 67.2点
4期平均 74.6点
‐管理者からの受講評価‐
履修選択してよかったか ★★★★☆
管理者視点の難易度 ★★☆☆☆
講義概要
思春期・青年期について、発達的側面・医学(病理)的側面などから捉え、その対応について概説する。大きく分けて、家庭・学校・社会のなかでの若者の姿を多角度からアプローチしていく。授業の目標
思春期・青年期について、発達的側面、医学(病理)的側面などから理解につとめる。家庭・学校・社会において、思春期・青年期年代の特徴を内面と外面から理解すること。履修上の留意点
関連科目として、「心理臨床の基礎」「心理カウンセリング序説」「スクールカウンセリング」「乳幼児・児童の心理臨床」をあわせて履修することをすすめる。引用 放送大学 授業科目案内 思春期・青年期の心理臨床(’13)
「思春期・青年期の心理臨床」(’13)のレポートです。
心理と教育コース 専門科目
臨床心理学領域では、「乳幼児・児童の心理学」(’11)「中高年の心理臨床」(’14)そして、今回のブログで扱う科目「思春期・青年期の心理臨床」はライフサイクルの視点で開設せれています。
臨床について学んでいる方は、3科目とも履修をするのではないでしょうか。
「思春期・青年期の心理臨床」では、その年代の課題、自己イメージ、生きる力、アイデンティティ、非行、学校コミュニティとターゲットを絞って学習します。
成人している人は、だれもが通りすぎた時期ですが、あの頃の感性を思い出しながら学習できます。
思春期・青年期の心理臨床の注目の章
第1章 思春期・青年期を生きる
青年期の課題ー自己への問いのラジオを耳にしながら、思索してみる。
「自分とは何か」「自分探し」したことありますか。
自分探しは、その探す過程が大事であり、見つけられなくてもいい。
上手く仮面を操るようになれれば、それでいい。
どんな表情の仮面が好みですか?
周りを見渡してごらん
「あの人の仮面は、どこに売っているのだろう。」
購入してから、自分でアレンジしたらしいよ。
「あの人は?」
親から譲ってもらったらしい。古くから代々継承しているんだって。
「あの人は?」
他人の仮面を盗んだらしい。
「あの人は?」
山に引きこもり、自分で種をまき育て、大きな木に成長してから自分で作ったらしいよ。
仮面をお手製できれば、かっこいい。
「久しぶりに見かけたあの人の仮面が、おおらかになっていたよ」
パートナーとお互いに仮面を磨いたり、加工したりしているみたいだよ。
お互いに、出会いを大切に…。
どんな問いかけをして、成長していくのだろう。
どんな問いかけをしてきたのだろう。「えっ あなた!!忘れました?」
わたしは、忘れません。今も、あの頃の自分と共に、一緒に歩んで成長したいから。
第13章 思春期・青年期とのつき合い方(1)
急速に変化するコミュニケーションツール、スマホの普及などで、ここ10年でも激変しています。ポケットベルが全盛の頃では信じられない、TVが見れる、おまけに録画もできる。
どこにいてもHな動画をスマホから見ることができるらしいよ。すごいねー。便利だねー。
ポケットカメラが全盛の時代には、フイルム一枚が貴重であり、撮影者の失敗はタブーでした。いまや連続撮影機能があり、何枚でも撮影し放題!!わたしたちの心のコアは、この急激な変化についていけているのか?
これらのコミュニケーションツールが人格形成にどのように影響するのかに、注目しているらしい。
河合隼雄
臨床のテキストには必ず登場する重鎮、河合隼雄先生はどんな経歴なんだろう。
河合 隼雄(かわい はやお、1928年〈昭和3年〉6月23日 – 2007年〈平成19年〉7月19日)は、日本の心理学者。京都大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。
文化功労者。元文化庁長官。
専門は分析心理学(ユング心理学)、臨床心理学、日本文化。学位は博士(教育学)。兵庫県多紀郡篠山町(現・篠山市)出身。
日本人として初めてユング研究所にてユング派分析家の資格を取得し、日本における分析心理学の普及・実践に貢献した。また、箱庭療法を日本へ初めて導入した。
臨床心理学・分析心理学の立場から1988年に日本臨床心理士資格認定協会を設立し、臨床心理士の資格整備にも貢献した。
京都大学名誉教授です。文化功労章です。元文化庁長官です。
ものすごい、経歴の持ち主です。心理学の書籍コーナーには、河合先生が君臨!!
河合隼雄先生の書籍は、放送大学『思春期・青年期の心理臨床』のテキストの中でも多数引用され、引用文献、参考文献には下記の書籍がありました。
『子どもと教育 大人になることのむずかしさ 青年期の問題』岩波書店 1996年
『子どもと学校』岩波書店 1992年
「イニシエーションの消失」,河合隼雄 編 『心理臨床とイニシエーション』講座心理療法第1巻,岩波書店,2000年
「思春期のイニシエーション」『臨床心理学』第5巻第3号,金子書房,2005年
『とりかえばや、男と女』新潮社 1991年
『生と死の接点』岩波書店 1989年
『箱庭療法入門』誠信書房 1969年
がっつり読み込みますか、隙間時間に河合語録にふれますか。
どれにしようかな。
管理人がテキストにマーカーしたキーワード15選の中からの質問コーナー
問題:ぐるぐる描きと、特に関連ある記述の番号を選んで下さい。
- 第二の分離ー個体化期
- 第二次反抗期
- イニシエーション
- 特別支援学校
- トラウマ
- カルチャーショック
- 触法少年
- 疾病利得
- トランスジェンダー
- コラージュ療法
- 箱庭療法
- スクイグル
- ジェンダー・アンデンティティ
- 形式的操作期
- モンスターペアレント
わかるかなー? すべてのキーワードをイメージし内容を記述できるかた賢いね。
管理者は記述が苦手です。
※次回の放送授業カテゴリーにて正答番号公表。 次回は、『遠隔学習のためのパソコン活用』(’13)の放送授業です。
答えは、文末にあります。 『遠隔学習のためのパソコン活用』(’13) 放送授業へジャンプ
前回『心理学史』の問題
問題:エビングハウスと、特に関連ある記述の番号を選んで下さい。
答え 13.記憶破壊過程現象
参考文献
(編著者)佐藤仁美 西村喜文(2013)『思春期・青年期の心理臨床』財団法人 放送大学教育振興会
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